BlackIceCoffeePhenomenon

溶け出す氷によって味が薄くなると併せ、味覚が苦味に慣れていくことで、加速度的に味覚への刺激が減衰する現象に関するブログです。

知らずに踏む罠と、知ってて踏みに行くバカ

そっくりさんのはなし

 

あまり視力よろしくないです。
眼鏡っ子です。 
ただし自他ともに属性は持っていないので
特段眼鏡をかけてる子が魅力的に見えたりすることもなければ
かけてる自分が魅力的とも思わないので、見えないなりの生活をしてます。

 

どっちかというと普段眼鏡かけてる子が、
外してる時に見せる顔の方が好きです。
一部の過激派にとって、ジハード待ったなしの発言でした。陳謝します。


裸眼で大丈夫なのかよというと
一時期の秋葉原駅みたいに頻繁に構造がかわるならまだしも
世の中そんな不思議のダンジョンみたいにマップは変わらない。

※ここではぼうれい武者はべらせて、ガマゴン狩る話はしません。

 


そんな話はどうでもいいのです。

 

昔であれば登校班とクラスメートの関係
今なら趣味で会う人や、職場を転々とすると
誰かと似てる人が居る。
10年じゃ気づかなかったけど20年だと確かにそんな気がする
30年もするとそんな気は確信へと変わる。

 

こういうタイプの体つきと
こういうタイプの顔の人は
だいたいこういう性格、みたいなの。

 

雑踏の中で、ふいに目に留まった視線の先に
誰かと似てる人が居る。
似てるだけで他人なんですが、
視力がよろしくないとジャッジに時間がかかる。


そもそも自分以外の人間も、自分と同じ人間で
その見た目くらいの長い時間を生きてきて
想像もつかないような物語を経てからそこに立っているわけで
大きな駅の絶え間なくすれ違う人すべてに
そんなものがあると思うとは、にわかに信じがたい。

 

視界に入るだけなら数秒、目に留まってもやっぱり数秒
でもその数秒に至る道の何十年。
うーん、あんまり考えたくない。

 

そして、このことを水族館の魚と呼んでます。
ブラックコーヒーなんとか、と同じく、やななん語です。
英語にしたらアクアリウムフィッシュなんでしょうか。

 

意味は自分のあずかり知らない人は水族館の魚と同じで
視界に捉える以上何かしらの関与できる要素がない。というもの。

 

だからたまに声をかけられるとびっくりします。
だって、お魚が話しかけてくるんだもん。
お、お前も人間だったのかよ!って。

 

・・・っててめーはフィリピン系募金乞食じゃねーか!
お前昨日秋葉原にいて、先週は多摩センターにいて
今日は川崎かよ!ってお前は一体何人いるんだよ
恵まれない人のお金の工面がしたいならお前がバイトしろよ!
それかツラなんかどうでもいいからシャワー浴びて替えの下着持ってry

 

・・・っててめーはデート商法の女だな! 
銀座のブライダル会社に勤めてて、アンケート調査してるとか言って
ケータイ番号書いたらめっちゃ電話してくるやつだろ!知ってるぞ!
もっと工夫を凝らして、もっと夢を見させて、
もっと騙してやるぜって気概を見せてくれよ!

 

・・・っててめーはえ・・・えっ、エウリアン・・・!?
そうか、2017年の世界にはもういないんだな
コインパーキング脇でマジコンを立ち売りするおじさんもいない
メガネスーパーのラップ店員もここにはいない

 

あるのは君が残してくれたぬくもりと香りだけだ。

 


She is my wife / SUPER STAR 満-MITSURU-(PV)