BlackIceCoffeePhenomenon

溶け出す氷によって味が薄くなると併せ、味覚が苦味に慣れていくことで、加速度的に味覚への刺激が減衰する現象に関するブログです。

勇者は死者を蘇生できない

たまにはDislikeなお話。


やればできる!ってフレーズがきらいです。


前の現場こと某独立系SI屋さんの、その部署で伝説級の人が辞める時に
「あの人だからできたって言葉がきらいだー」って言ってました。
周りの人は、おおーみたいな感じで見てたんですが、
私はそうは思えなかった側だったので、今日のネタにします。


その人の言い分だと、
人間だれだって憧れるだけじゃなくて
そのための道のりを見つけて、
ちゃんとその方向に進んでいけば
実現することができる。
そういうプロセスを考えないうちから無理だと思うのはだめだと。


要はマサラタウン出る前から
このゲームはクソゲーだ、って投げちゃダメだという事です。
マサラタウンの部分はローレシアに置き換えてもOKです。


その言い分はすごくよくわかる。
遠出するときのきっかけはさておき、
行くと決めてからの道のりはあっさり決まる。
決まらないといつまでも、手段や目的に囚われてしまう。


言い分は理解するけど、私は真逆の立ち位置です。

よく考えたうえで、向いていない
できないと決めてしまう方が楽だ。
楽というのは余裕を持つという事。

 

苦手なことを全部ゼロから勉強してたら間に合わない
自分が無力であることを知っていることも一つの資産
理想を実現する目的は拘っても、手段は縛られるな、です。
ただし、よく考えたうえで、ね。


できないものは仕方がない。
ゲームとかによくある能力値の6角形グラフを
まんべんなく上げるのは大変。
ってか満遍なくあるタイプってFEでもSTGでも器用貧乏だ(偏見)
なので尖れです。


ただ尖るのもある段階まで行くとしんどくなる時がくる。
10尖る時間で、他が50伸ばせるようになってから
苦手をつぶし始めてもいいんじゃないかな。


自分がどんな駒でどんなロール(役)かを知れば自然と見えてくるはず。

 

明日はやればできるって話をします。

つまりLikeな話です。


聖職者はエクスカリバーを持てない。