頻繁に日本語と英語ページがぐちゃぐちゃするMSのサイト的に言うと
MCP 70-533 Implementing Microsoft Azure Infrastructure Solutionsです。
10月10日から勉強初めて10月30日に合格です。
パソコンを触る事は大好きですが、
MSもAppleもLinuxもどれも一長一短ですね。
・書いてる事ができないのがApple
・書いてる事がころころ変わるのはMicrosoft
・書いてないのがLinux
んでまぁ、今日受けたら合格したのでどんな事してきたかを軽く残しておきます。
個人的な感想は一番最後に入れます。
1,試験範囲を確認する事
試験 70-533
試験 70-533: Microsoft Azure インフラストラクチャ ソリューションの実装
Azure自体めまぐるしく変化するので、試験範囲も変わります。
試験対策にビデオやシートがあるのですが、
上記の通り頻繁に内容が変わるので、受けたいタイミングで確認して
それに準ずる講座を見た方が良いと思います。
2,頭に詰め込んでいく作業をする事
後述しますが、どれだけ頻繁にアップデートされるとはいえ
Azureそのもののアップデートと試験内容のアップデートはリンクしていません。
他の方のサイトだと実機に触れることが一番とありますが、
私は必ずしもそうではないかなと思いました。
結局は試験のための勉強が必要です。
パートナー登録がないと見れないというけど、
なんか頑張れば取れそうな気がする・・・。
以下の4つで大体の部分は網羅できます。
大体じゃない部分は、Azure Resource Managerなど実機触らないとわからない部分です。
・MCP 70-533 受験対策セミナー ~Microsoft Azure インフラストラクチャ ソリューションの実装~ (2017 年 1 月)
「ここがPoint!」あたりはそのまんまです。何がってそれは・・・
・Microsoft Azure インフラストラクチャ ソリューションの実装
https://mva.microsoft.com/ja/training-courses/-mcp-70-533-microsoft-azure--9014
・(MCP 70-533 対応) Microsoft Azure インフラの実装 ~ Part 1 仮想マシン編
https://mva.microsoft.com/ja/training-courses/-mcp-70-533-microsoft-azure-part-1--10364?l=xcKDjGr6_4804984382
・(MCP 70-533 対応) Microsoft Azure インフラの実装 ~ Part 2 Azure Active Directory 編
https://mva.microsoft.com/ja/training-courses/-mcp-70-533-microsoft-azure-part-2-azure-active-directory--8940?l=ifknJuC3_5304984382#
全部を丸暗記する必要はないですが、章末のAssetmentはかなり使えます。
3,模擬試験をやってみる
・(MCP 70-533 対応) Microsoft Azure インフラの実装 ~ Part 1 仮想マシン編
・(MCP 70-533 対応) Microsoft Azure インフラの実装 ~ Part 2 Azure Active Directory 編
回答もセットであるので割と丸暗記してよいと思います。
解説がないですがそこそこの的中率があり、しかも回答は確かなので受けておいてよいと思います。
・クラムメディアの問題集
バグってて回答できないものや、そもそも回答が違っているとか、出来は凄惨ですが的中率があります。
一応他のユーザーが補足して、回答が違う部分には補足がありすごく助かります。
この問題集を正解するためにわざと回答を間違える必要がある、という意味で面倒な事極まりないですが仕方ないです。
決して安いものではないので、経費で落とせるなら落とした方が良いでしょう。
4,実際に受けてみる
33問120分700点以上で合格です。 試験時間は50分で点数950点でした。
25問くらいは模擬試験で見たことのある問題でした。
8問くらいの初見問題のうち半分くらいは類推や、似た模擬試験の問題でカバーできました。
あとの半分はResourceManagerのコマンド問題やDBのスケーリングなど模擬試験で薄い部分でした。
ADのしくみやDBの課金プラン(DTU)とか抑えておくと良いでしょう。
5,感想
5-1,オンプレ経験で活きる知識と活きない知識がある
一番体感できるのは、可用性の部分です。オンプレだとフェールオーバークラスターですが
Azureだと可用性セットなので、仮想マシン同士でMSFC組む必要とかがありません。
なので冗長性に関しては活きない・・・新たに覚える必要があると思います。
一方でロードバランサ―とか、DBのトランザクションとかそういう部分は変わりません。
パーシステンスとかストアドプロシージャとかまで把握する必要はないです。
5-2,試験のための勉強が必要
基本情報とかの情報処理試験やLPICとか民間試験とか然りですが、
業務で使うのと試験で問われるものは別です。
使いもしないコマンドのオプション覚えたり、伝送効率の計算とか
結局そのための勉強は避けられません。
5-2-1,現在において使わない項目の勉強が必要
一番しんどい部分です。AzureってクラシックとRMの2種類あって
現在の主流はRMです。リソースマネージャーはVer2みたいなもんです。
とはいえクラシックでしかできないもの(Azure AD)もあるので覚える必要があります
とはいえ試験ではクラシックで仮想マシン作成するPSコマンドなどバンバン出ます。
RMもRMで頻繁にアップデートされて、模擬試験の解答手順通りに再現できるか微妙です。
5-3,実際に触ってみたい。
一応1か月無料で触れる体験版があります。
とはいえ、仮想マシン作って会社のネットワーク使わずに
ついったーする使い方はもったいないです。
ちゃんと自習しましょう。結構本格的です。
Microsoft Azure 自習書一式
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=43120
1年前にできたものなので、書いてある通りのコマンドが通りませんし
クリックする順番の項目が現在は既にないとかいろいろありますが、
試行錯誤して学ぶにはもってこいです。
それくらい目まぐるしく変化のあるサービスです。ころころ変わるから仕方ないよね。
気が向いたら加筆します。