BlackIceCoffeePhenomenon

溶け出す氷によって味が薄くなると併せ、味覚が苦味に慣れていくことで、加速度的に味覚への刺激が減衰する現象に関するブログです。

ひとり

我々は毎日の生活の中で色んな人と情報を共有しあう。

あれがいい、これがいい、それはよくない、あれはよくなかった

会社の人や友人や親、会ったこともないタイムラインの先や、はたまた掲示板や。

 

関心のある情報にアンテナを張る人にはセンスがいいと思い

不毛な争いや周回遅れの情報を追う人にはダサイとか思ったりして。

 

でも情報そのものは自身で網羅できないものや、実例検証の困難なもので

そもそも外部からのオブジェクトに過ぎない。

情報と言う広大な海に漂えば、いつの間にか自分が良いと思うものは

その波の中に埋もれてしまう。

結果的に自分を見失う。

 

自分が思う好きなもの、求めているものはその情報の中にない

だから時に自分と向き合う時間が必要なのだ。

 

ひとりは寂しいものだと喧騒は言うけれど。

寂しく思う事はあっても、それを解決する方法が人を誘うって方法じゃない人が一定数いる

寂しさに対して、それはすぐ埋めなきゃいけない問題と思ってないというか、

そういう時だからこそ自分と向き合う機会だと思ってる人もいる。

 

寂しさというものを空腹に置き換え直ちに食事をって見るか

満腹と置き換え時間が経って消化を待つと見るかみたいな

根本的に考え方が違っていたりする。

 

きっと旅に出るタイプは後者なんだろうなあと思いつつ

空腹であるなら共に食事を取ろうと声をかけるくらいの目があればいいのにと思う