その昔
やっぱり相変わらずゲームセンターに通っていた日々があって
改正前の風営法で、条件付きで真夜中でも遊べていた頃があった。
ゲームセンターにおける、おかず、と言えば
気分転換に違うゲームをプレーする事を指し
そのジャンルは多岐にわたる。
マジックアカデミーだったりという具合で。
しかし酒と言えば、それは紛れもなく酒で
その日の仕事(という名のゲーム)の終了を意味する。
しかも素晴らしいことに、そのゲームセンターはバーを併設していた。
高校で起きていた時間よりも長くいたと言っても過言じゃない。いや過言だ。
そこに通うたびに、毎回違うカクテルを飲んでは
これは美味しく、これは辛く、これは人に勧められるとか研究していた。
1杯500円。居酒屋で出るクズカクテルなら妥当だけど
本格的なスピリッツやリキュール・フレッシュを使ったカクテルとしては激安である
とはいえゲームに置き換えれば5プレー分で、慎重な選択が迫られる。
そこのバーテンダーの人は、決してそう長くそこにいたわけではないが、
その人にオーダーしたカクテルは全部写メを撮り記録していた。
後日、レシピをググるのだ。 当時ググるなんて単語は存在もしなかったが。
その中で、どれだけ検索しても出てこないカクテルがあった。
名前はアナスタシア。*1
いわゆるオリジナルカクテル。
カクテルグラスで出されるもので
薄く赤く、軽く濁っていて
柑橘系の風味と、ほのかな甘み
それでいて、度数は強い。
さて、それをどうすれば再現できるかという話。
味覚に限らず五感というのは生ものなので当然忘れる。
何度もデフラグされ改竄された記憶を頼りに探る厄介な内容だ。
しかし幸いな事にお酒がものすごく揃っている。
総当たりはムリだけど、特定はそれほど難しくない。
赤色以外のリキュールを使わないってだけでも随分難易度が下がるw
ブルーキュラソーとかリキュールの方面でも、
ウーロン茶とかそういう方面でも。
という事で、ブログネタとして気が向いたら記載していきます
さっそく一杯目を作った。
以降こんな感じで。
n杯目:簡単な感想
レシピ1 分量
レシピ2 分量
→次回への改善点
1,赤すぎる。柑橘度が低い、ライチ度が高い。そもそもカクテルグラスに収まらない
レモン 20ml
カシス 20ml
パライソ20ml
ウォッカ40ml
→カシスを減らし、ウォッカをジンに変える。90ml以内に収めよう