BlackIceCoffeePhenomenon

溶け出す氷によって味が薄くなると併せ、味覚が苦味に慣れていくことで、加速度的に味覚への刺激が減衰する現象に関するブログです。

カーテンコール

今日、誕生日なので。

 

個人の主観的なものについて触れるのも
時にはありかなあと思う次第で。

たまにはメンヘラっぽいことも書かせてくださいよ、ねぇ。

 

---

10年前のpostでも触れてたりするのですが、

 

 https://twitter.com/yananan_/status/2650636810

自分、30歳まで生きてるとかうそくせーなーって思って生きてて
今でも、それなくね?みたいな感じだったりします。

 

人間のピークは10代後半で、20代ではクライマックスの後の余韻だったり
起承転結なら結で、序破急なら急でみたいな
これまでの行動を振り返る結びの時間だと思って過ごしてました。

 

今も十分、奇行と愚行で暇をつぶしながらやってるのですが
昔の自分は今よりもう少し賢くて
「もし30歳で自分が死ぬ運命だとしたら何をしたい?」ってのをテーマに
やりたい事計画的にやろうぜ、みたいなことをしてました。

んでまぁ、何をしたかっていうと。

 

旅が好きだからね・・・

二輪の免許を取って、日本全部回ろうって考えて
本当に免許取っちゃったりして

その日の寝るところもわからないまま鉄馬に跨っては
不安を片手に、場当たり的な旅路を脳裏に焼き付けて

場当たり的に思えて実は目的がしっかりあったりして
本当に日本全部回っちゃたりして。

やる事やって達成したよね、やったねっていう顛末でした。

 

そして今。

30歳までで終わる人生設計は設計通りに目標を達成し
ラスボスを倒した後の勇者の日々は惰性走行で過ごしているようで
・・・やりたいことはやっちゃったしね。

 

なら新しい事何か始めればいいんだけど、そうはいかないのが
感情の物語はもう終わっているという諦観。

 

小学校の頃の2年前は遠い昔のように思え、
2017年なんて昨日のように覚えているのに、何も思い出せなかったりする
こんなありふれた主観はジャネーの法則とかあって
誰もが同じようにそれを感じてきたはずだと思う。

なんなら20代の後半からすでに主観的な心象風景において
過去を凌駕するものも、並ぶものも特になく
このまま盛り上がることもなく終わっていくような感じに
焦りを感じては思い悩むこともあった。

 

その当時の思い悩み、いろいろと試行錯誤しては良し悪しを残していったのは
とても人間らしくてよかったなあと総括します。

いつまでも子供じゃいられないし、ネバーエンディングストーリーはないからね。

 

そして今の、概ね人間としての旬が過ぎてしまったという事実を受け入れた上で
日々を過ごしていくという、この感じも悪くはないです。

 

これまでに得られなかったものを得るのに奔走して、
今年得られるはずだったものが、得られなかったものリストに入るを減らしていきましょうか。

ただ、夏の本質とは得られなかったものを
得るために奔走する事にある。とも付け足しておきましょう。

 

よく言えばとうが立ったと言えるし、

言い方変えればやれているという感じ。

 

 

物語は終わり、カーテンコール。

 


omoide in my head - Number Girl