BlackIceCoffeePhenomenon

溶け出す氷によって味が薄くなると併せ、味覚が苦味に慣れていくことで、加速度的に味覚への刺激が減衰する現象に関するブログです。

システムができるまで

例えば家を建築するときに、大工は家電の寸法や配置よりも、間取りや耐震性を考えるし
家電メーカーは家の配管周りや間取りではなく、機能性を考えて製品を製造している

道路を走る車だって、車を作るメーカーとタイヤを作るメーカーがいて
同じように道路を整備する会社と、その道路の基礎を建築する業者がいる。
さらに言えば、どこに道路を通すか検討する部署や、そこに道路を通すために土地を回収する部門もあるわけで・・・。
実際にははるかに細かい分野の色々なところで頑張る人たちがいて、
それぞれ異なるレイヤーにエキスパートがいるのである。

同じようにIT企業においてシステム開発と言っても
同じように様々な分野のエキスパートによって成立している。

よくシステム開発における表現としてプログラマが下層でシステムエンジニアは上位で
SEはプログラマより偉いみたいな言説があるが、そんな事は絶対ない。
あるのはヒエラルキーではなく同じくレイヤーである事を理解いただきたい。

 


プログラマー


システムの核となるアプリケーションを開発する部門。
顧客管理のシステムや流通管理など、顧客の問題解決の一番手前にいる部門ともいえる。

 

システムエンジニア


プログラムの稼働を保証するためのサーバーやストレージ、ほかの機器やミドルウェアに司る部門。
物理的な危機の突然の故障を加味した冗長化を設計したりする。
上位で稼働するプログラムについてはプログラマー程の知識がない事が多い。

 

ネットワークエンジニア


拠点間のネットワークや、システムのネットワークを司る部門。
突然の故障に備えた冗長化や、トラフィックの最適化を担当する。

 

カスタマーエンジニア


主に故障した部品の解析や交換したりする部門。
製品特有の不具合を特定し、フィードバックを行うなど更なる信頼性向上につなげるエキスパートである。

 

 

飽きた、おわり