BlackIceCoffeePhenomenon

溶け出す氷によって味が薄くなると併せ、味覚が苦味に慣れていくことで、加速度的に味覚への刺激が減衰する現象に関するブログです。

VRChatでParticleのRectangleを使った法人を作れなかったお話。

株式会社である以上、
利益を出して株主に還元するのは当然なのです。

・・・ではなくて、Unity2018のParticle systemで新たに追加されたRentangleという機能(?)を使って、また魔法陣を作ろうとしましたができませんでしたブログです。

また魔法陣なんです。魔法陣好きだから・・・。


前回の記事では、Orbitalという軸ベースで回転する機能を使いましたが今度はRectangleです。
前回の記事はこれです。

yananann.hatenadiary.jp

 

Rectangleはテクスチャーの情報を元にパーティクルについて設定できます。
色情報を元に発生源や、発生時の発色を設定することができるためPNGとかの透過情報を使うと、凝った形の発生源を用意することができます。

今回はこんな感じの魔法陣を用意しました。

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意味は「現在過去未来のことを語る。豊富な科学知識を教える。」らしいです。他にもかっこいいのはあるんですが、呪術だけに意味が「ライバルを蹴落とす」「船を転覆させる」「敵に死と破壊を与える」など物騒なものとなっております。

今回のパラメーターは軽い紹介なので少なめです。
なのに負荷は重いです。VeryPoor確定です。それ以前にVRChatだと動作しなかったのですが・・・。
頭の良い実装方法はきっとあると思うのですが・・・。

赤丸で囲んだ部分は最後に設定してください。プレビューしながら設定すると環境によって激重になります。

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テキスト版。
Start Lifetime:5-10あたり
Start Size:0.02 細かいほどきめ細かくなります。
Start Color:ここでは赤にしています。画像そのものの色を使う場合は設定不要です。
Simulation Space:World パーティクルをワールドに置くか、自分に置くかです。
Max Particles:10000。VRChatのアバターステータスで即VeryPoorになります。
Emissionの項目をいったん後回しにします。

Shape:Rectangle
Texture:用意した画像
Clip Threshold:0.5

Emission:30000

画像のサイズにもよりますが、8200くらいで落ち着きました。
設定が終わるとこんな感じになりました。

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一通りできたら、Unityの再生ボタンを押して、魔法陣を動かしてみましょう。

 

そしていよいよアップロードします。

ですがVRChatで実行するとShapeのテクスチャーが認識してくれないのか、ひたすらノイズ床が出て、終わりという悲しい結末でした。

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「VRCSDK2-2020.05.12.10.37_Public.unitypackage」にしても解決しませんでした。残念でした。