BlackIceCoffeePhenomenon

溶け出す氷によって味が薄くなると併せ、味覚が苦味に慣れていくことで、加速度的に味覚への刺激が減衰する現象に関するブログです。

厘9ター萋Jd降慘ニYX・・ソ、zマg

ここ数週間前から映画を見る機会が増え
昔スマッシュヒットしたやつとかを見てわいわいしてます。

邦画も洋画もほとんど見てないと言っても過言じゃなく
見た事ある映画を当てるクイズができるくらいには
ほとんど見ていません。

 

 

なぜ映画を見てないかというと
映画を見る機会がなかったからである。

 

麻雀とすごく似ていて、
麻雀を打つ人がいるから麻雀を覚えるし
打つ人が居なかったら麻雀を覚えない。

自分の身の回りの環境にそれを触れる機会があるかどうかは大事で
触れる機会がないと人生の背景にしかならない。

大分の片田舎に生まれ育つ過程で、
映画館に足を運ぶことも、金曜ロードショーを習慣的に見る事も無いと
そのまま大人になっても映画館は街の背景で、
金曜ロードショーはタイムラインに流れる何かくらいにしかならない。

 

青春はゲームセンターで音ゲーを遊ぶ事が全てだった。

家から汽車通学で降りる大分駅にあるのは、
高等学校とゲームセンターと若草公園だけだった。

そして16:00-22:00は音ゲーをするためだけに用意された時間だった。

当然、そういう環境に身を投じている人たちばかりが友達になるので
それ以外のモノは些細な事だった。

 

そして上京して、十何年か経てばそれなりの物語ができる。

 

交際を通して、
駅の傍にある大きな建物は
百貨店やデパートと呼ばれるもので
没個性的な店員と代り映えしない服がバカみたいに並び
地下にはあまりに高すぎる惣菜が売ってる退屈な場所だというのを知った。

 

その時交際していた女史も似たようなことを思ったのだろう。
どうやら自分が付き合ってる人は、雑居ビルの地下や
サーカスのように派手な見た目の建物に惹かれ
およそ何もキャッチできない機械が並び
けたたましい騒音を放つ機械で溢れ
不潔感ある空間が好きな事を。

 

どっちも誘い込もうとする当の本人が楽しそうなので。

 

そんな事がこれまであった。
それは紆余曲折を経てまた背景になってしまったけど。

 

そして些細なきっかけだけど映画を見るようになった。
間違いなく見るきっかけになったのは
6月に放送してたBack to the Futureだろう。

すごくおもしろかったし、翌週のIIをあれほど楽しみにしたのも
ここ数年でほとんどない感情だった。

そこから、週1,2で映画を目にするようになったけど中々に面白い。

全米No1ヒットみたいな売り文句の意味も分かってきた。
今まで全米がどうだのこうだのと言うより、
俺たちの中でそれがどうかの世界で生きてきた人間が
何もしらない世界に入って、何をすればよいかと言う時に
興行収入はわかりやすい。

 

 

誰かと触れ合う事は新たな可能性を見出すので
そういう扉は常に開けておきたいと思ったよね。

背景ばかりの人生よりは、触れられるものが多い方がいい。