BlackIceCoffeePhenomenon

溶け出す氷によって味が薄くなると併せ、味覚が苦味に慣れていくことで、加速度的に味覚への刺激が減衰する現象に関するブログです。

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日付が変わったらまた何か書くので、適当です。

働き始めるようになってから、休日を意識するようになった。

 

そりゃそうだ。半年も無職やって100連休とかしてると、もはや休日の方が平日なまである。起きた時間に起きて、何かをやって眠くなったり、頃合い的に寝なきゃなってタイミングで寝る、そこだけでも実に素晴らしいものなんだが。

でもそれ以上に良いのは、その日をいくらでもアレンジできること。

1日を自由にできる良さ。部屋を片付けても、バイクでどこか走り出しても、普段行かない街に行ってみるのも、何もせずに寝るのも、ずっとほったらかしのHDDの中身整理するのも、たまったアニメ見るのも、どんなアレンジだってできる。

 

だけどそれをやってこなかった。

緊急事態なんちゃらとかあって制限はあったけど、それ以上にほとんど何もしていなかった。

 

答えは簡単で、自由を手に入れると何もできなくなるからだ。

まっさらな原稿用紙になんでもいいから何か書いてよって言われてスラスラ書き始められる人はどれくらいいるだろう。

白紙と色鉛筆が目の前にあって、何か描いてと言われて何かを描ける人はどうだろう。

こういうのを考えた時、私は何をアウトプットしようか、かなり時間をかけてしまう。なんでもいいが故に何をすればいいか検討できないのだ。白紙がマス目の入ったノートの切れ端ならドット絵や幾何学模様とか考え付くのにね。つまりある程度縛られてないと自由に動けない。

これは休日にも当てはまる。なんでもできるが故に何もできなくなる。
今日は何でもできるが何しよう、とTwitterを見ているうちに、Youtubeを見ているうちに気づけば夕方になる。 どうせ明日も休日なんだから夜から遊びに出かけたっていいはずなのに、やっぱり何もしないまま一日が終わるし、なんなら何もしなかったという事すら意識していないまま終わっていたりする。100連休もあれば。

 

だから、今のしんどい5日の後の2日は、何かしようと考えるようになった。

たまに何もしないまま終わる事もあるんだけど、しんどさが増えれば増えるほど休日の価値が上がっていく。あとは休日にエネルギーを爆発できるかどうかそれだけ。