お勤めの会社は工場カレンダーとは言え、ほぼほぼカレンダー通りに近い勤務形態です。今日みたいな雨の日も、寒い日も例外なく通勤するのです。
そこまでは普通の会社員なので、週5で通勤なんてそんなもんでしょう。
しかし私は週6でゲームセンターに行く。
ゲームセンターのほうが会社くらいの勢いあるかもしれない。
嫌々は流石に大げさだけど、義務のような気分で行ってる学校や仕事が終われば、ほぼほぼゲーセンに行く。もう20年弱そんな生活だ。
学校が終わったらジョイタウンに行き、フリッパーズクラブに行く。
ソースコードを直す仕事が終わればキャッツアイ町田に行く。
フィルタリングソフトのメンテが終わればアドアーズ荻窪に行き、ゲームミツワに行き、気が向けばコンピューターランド向ヶ丘遊園やジャックアンドベティ、スマイル館神田に行く。
雇われ傭兵SEの時はSPOT21に行き、雇われ先でもゲーセンに行く事を欠かさなかった。
多摩センターに送られた時は3rdPlanet多摩センターに行き、神奈川新町の時もシルクハット川崎DICEに行き・・・・それ以降はもうずっとシルクハット川崎DICEだ。
旅先でもゲームセンターに行くのだから、マジックアカデミーでマッチングする相手のゲーセンは大体もう行ってる。
そして・・・大分に帰った時にはジョイタウンもフリッパーズクラブもなくなってた。
でも今は行けるゲーセンがある。
義務のようなパソコンのお先生ごっこが終わったらサイドセブンに行ってる。
凍えた指先を温めるのにマジックアカデミーをして、温まればビートマニアをする。実によいサイクルだ。
地元は退屈に溢れてるからか自分よりずいぶん若い人が子を連れて歩いてて、その姿を見たところでありえない将来を空想する無駄なスイッチがキックされる面倒な場所になってる。 だけど目の前のゲームが思い出の中の、大人をよく知らなかった頃の自分の手を引いて画面の中に連れ出してくれる。 これで救われてる。いやこれがいいんだ。
何のために真面目であろうとするのか。
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前にLine2のオフで会う人と話した中で「俺と歳近い人間、みんな老けて落ち着いてるのに、オレこんなだぜ」って自慢にも自虐にも取れる1,2周り上の人の言葉を思い出した。
そういう大人になりたい。