思い描いた未来とは違うけど、これがいいと思える今を過ごしてます。
数年前だったら選ぶことも選ばれることもなかったであろう日々です。
生まれ学び働き･･･というライフステージを登る過程で、見えてくる限界みたいなものは確かにあって、自分は働くところで終わるものだと思ってました。
そこから先が見えないから、せめて満足行く自分への決着をつけるために地球一周旅行の計画なんて壮大な計画を立てたりしてました。東京で稼げるだけ稼いで、それまで手にしてきた宝物を実家に置いて、憧れの見果てぬ世界への旅立ちを夢見て準備をするそんな感じ。
GoogleマップでもGoogleストリートビューでも満足できない好奇心の奴隷に従う事だった。
だけど、その計画は地元に帰ってからある日、3分もないニュースで崩れ落ちることになる。
隣国が戦争を始めてしまった。
島国である以上、どこか降り立つ大陸の玄関口が必要だ。そしてそこがピンポイントで閉ざされてしまった。中国はもとより乗り込みができず、韓国は敵対する北朝鮮への道を与えない。唯一ロシアだけがその玄関口を持っていたが、それもなくなってしまった。
西側からのアクセスが閉ざされてしまった。
多分頭をひねればもっといろんな玄関口があるんだろうけど、足りない頭と検索能力、あとダメもとでも交渉しに行ける勇気を持たない私には、行き止まりが突き付けられてしまったのだ。
そんな一度はあこがれる道は、生き物にとっては恐怖のイレギュラーで溢れた非日常の世界だ。
非日常を生きていくには非凡でなければならないがそれは無理そうだ。だけど、
平凡に生きていくにしても平凡でいるための才能がないと無理なんだと悟った。
そんなことをぼんやり思いつつ、選びたい後悔を選べているのは実はよい事なのかもしれないな、と思っている。状況がひどいと大体選んでいるようで選ばされてることの方が多いから。あるのは保留という選択を含めた決断だけで、それ繰り返す中で起きた出来事の中から、幸せと認識できる何かがあればいいかなというのが、最近の心変わりである
また怪文章ばっかり書く。
