BlackIceCoffeePhenomenon

溶け出す氷によって味が薄くなると併せ、味覚が苦味に慣れていくことで、加速度的に味覚への刺激が減衰する現象に関するブログです。

LPIC lv1 101試験メモ書き

--------------- システムアーキテクチャ ---------------

起動順序
1,BIOS(HDDの認識)
2,BootLoader(カーネルのロード)
3,Kernel(initを呼ぶ/デバイスのロード/マウント)
4,init(デーモンの起動)
- SysVinit(古い:順次起動[/etc/inittab])
- UpStart(イベント駆動:並列起動:単位はジョブ)
- Systemd(新しい)


USBデバイスクラス
HID(Human Interface Device)
Mass Storage Class
ACM Communication DeviceClass(モデム、TAなど)
Audio Class

ランレベル[動作モード]
0:システム停止
1[s]:シングルユーザーモード
2:NFSなしのCUIマルチユーザーモード
3:CUIのマルチユーザーモード
4:未使用
5:GUIのマルチユーザーモード
6:リブート
設定:/etc/inittab, /etc/event.d/rc-default,/lib/systemd/system/default.target
変更:init N, telinit N
読込:init q, telinit q
確認:runlevel


古来班向け(CentOS4.3とか使ってた)
サービスは引数が入れ替わっている
# services httpd restart #Command Target Operation
# systemctl restart httpd #Command Operation Target

chkconfigはsystemctlに変わった
# chkconfig
# systemctl list-unit-files

表向きなランレベル1はsingleからrescueに変わった


--------------- Linuxのインストールとパッケージ管理 ---------------
ブートローダ
全体512バイト:440-446バイト。以降はパーティションテーブル
- GRUB Legacy
+ 0ディスク、0パーティション
+ /boot/grub/grub.conf, menu.lst
+ 変更を更新できない
+ init=コマンド、root=/dev/sda2[パーティション]
- GRUB2
+ 0ディスク、1パーティション
+ /boot/grub/grub.cfg
+ grub-mkconfig

RPM
-i --install
-u --upgrade なければ入れる
-F --freshen なければ入れない
-e --erase nodepsで依存関係無視
-h #########
----------------------
-q --query
-V --Verify
-c --configfiles
-p --package(.rpm指定)
--changelog(logはない)
+ 上位はyum

dpkg
-s --Status
-S --Search(出自)
-i --install
-G 新しいバージョン
-E 同じバージョン
-r --remove
-P --purge
-C --audit(中断)
+ dpkg-reconfigureコマンド
+ 上位はapi-get,apit-cache

yum
+ /etc/yum.repos.d
+ yumdownloader
install
update
remove
info
list (インスコ済か確認可)
search (検索のみ)
[check-update]
grouplist

apt-get
install
remove
upgrade(Package Object)
update(DBUpdate List)
apt-cache(検索)
search 検索
show 情報表示
showpkg依存関係含む
depends依存一覧
/etc/apt/sources.list

 

共有ライブラリ
所在:/etc/ld.so.conf
変数:LD_LIBRARY_PATH
更新:ldconfig
検索:ldd

/swap : メモリの1~2倍の容量


--------------- GNUUnixのコマンド ---------------

# ps
-e ax全てのプロセスを表示
-p|p プロセスgrep
-l|l NICE表示

# tr [文字列の削除/変換]
-d delete
-s sed

# paste [行単位のファイル結合]
-d delims
# join [行単位の条件付ファイル結合]
-j args number

# grep
-c count
-f file load
-i ignore case
-n line number
-v no hit
-E regexp
-F fgrep fixed

metachar
* 0~
? 1
$ variant
' force string
" force string [exclude $`\"]
` command
\ escape
command ; command2 continue
command $$ command2 passed only
command || command2 failed only

RegExp
* 0~
+ 1~
? 0-1

リダイレクト
2> エラー出力
2>> エラー追記
< 標準入力(0<)
<< 標準入力、終了文字まで入力
> 標準出力
>> 標準追記
>&2 1>&2と同じ。全てエラー出力
2>&1 全て標準出力

# nice
-20---------0--------10---------19
High (default) (nice) Low
-n N command (-n -20)
-N command (--20)
-u user
-p PID

# nohup [ログオフ後も実行]
nohup [command] &

# sed
-e edit
-f file
s/string1/string2/ first hit only
s/string1/string2/g all hit
/string/d delete
line1,line2d

RegularExpression
. 1文字
* 0回以上の繰り返し
+ 直前の文字の1回以上
? 直前の文字の0回以上

# vi
-R ReadOnly
入力時
i 左から。I 行先頭から Insert
a 右から。A 行末尾から Append
o 下行追加
O 上行追加
操作
0<-行頭 行末->$ RegExp:$
H<-上行 下行->L Disp-High-Low
gg<-FirstLast->G File-High-Low
nG=:n
設定
tabstop= ts=
nonumber nonu
number nu
検索
nN、/?

signal
1 HUP SIGHUP
2 INT SIGINT ctrl+c
9 KILL SIGKILL force kill 強制終了
15 TERM SIGTERM cleanup kill 終了
18 CONT SIGCONT stop -> continue
19 STOP SIGSTOP continue -> stop
20 TSTP SIGTSTP ctrl+z

-sがあればパラメータだけ、なければパラメータの頭に-が付く
kill -s 数字orKILLorSIGKILL プロセスID
kill -数字or-KILLor-SIGKILL プロセスID
killall or pkill プロセス「名」
またkillallとpkillはデフォでKill確定

set 全ての環境変数とシェル変数
env 全ての環境変数
printenv 一部or全ての環境変数
$ 参照時だけ先頭につける

# split
-n line
-l n line
default: xaa,xab,xac...

# touch
-t 指定した時刻で変更する
-a アクセス時刻
-m 修正時刻

# expand Tab->Space
# unexpand Space->Tab [-a:all][-t n:count]

# man
-k 部分一致 apropos
-f 完全一致(full) whatis
1 usercommand コマンド
2 systemcall
3 libliry method
4 device file
5 file format ファイル
6 game
7 micro package
8 system management command
9 kernel

--------------- デバイスLinuxファイルシステム、FHS ---------------

# find [dir] [rule] [action]
[rule]
-name
-atime, -mtime
-perm, -size, -type[f,d,l]

quota
quotacheck: ファイルシステムのディスク使用量をチェックし情報をファイルに格納
-a 全部
-u ユーザー(デフォ)
-g グループ
quotaon: /etc/fstab上の設定を有効化(/sda,/mnt不問)
-a 全部
-u ユーザー
-g グループ
-v 詳細
quotaoff: quotaonを無効化
edquota: クォータの設定(エディター)
setquota: クォータの設定(コマンド)
quota: ユーザ・グループのクォータ状況表示
-u ユーザー(省略化)
-g グループ
repquota: ファイルシステムのクォータ表示(rootのみ)

# mkfs [default ext2]
-t type
-c check
# mke2fs [default ext2]
-j ext3
-t [ext2/ext3/ext4]
-c check

# fsck
-t type
-A fstab ALL
-N 実行せず内容だけ表示
-a auto
-r 対話による
# tune2fs(ファイルシステムの定期チェックを設定する)
-c マウント回数
-i 最大時間間隔
-j ext2->ext3に変換
-L ラベルの設定

# e2fsck(ext2-4を対話的にチェックと修復)
-y 全部yesで回答
-n 全部noで回答
-p 自動で修復

# fdisk [-l]

XFS
mkfs.xfs: ファイルシステム作成 mkfs -t xfs
xfs_info: 情報
xfs_db: デバッグ
xfs_check: チェック
xfs_metadump: バックアップ

umask
default file,666/directory:777
default - mask = default permission

ln
hardlink[実体を参照するリンク]
- ディレクトリ、パーティションファイルシステムの壁を超えられない
- inode番号、パーミッション、所有、ハードリンク数が共通する
ションボリックリンク[ショートカット]
- 実体を参照するリンクへのショートカット

User Group Owner(4,2,1)
SUID:所有ユーザーの権限で実行(u+s)
SGID:所有グループの権限で実行(g+s)
(o+t)

which: pathから
whereis: 総当り

つくりかけネタのお焚き上げ

支離滅裂なネタを書いてる時は、大体行き当たりばったりで書いてます。

それっぽい文章を書いてる時は、メモ帳でちゃんと下書きとかしています。

で、大半は考えてるうちに飽きて、日記にも1postにも収まらない微妙なものになるのですが、

微妙なもので溢れたのでエクスポートする事にします。

 

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Face to Faceの方が分かり合えるというのはわかる
文字は楽すぎるけど、難しすぎるし無責任になりがちで。
言いたい放題になるし、時間がかかりすぎる

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(結末を明示しない物語について)

含みを持たせて、プレイヤーに色々考えさせると言う作り手の考えは分かるけど、
それによって痛い人たちが自分だけが理解できる啓示と受け取ったりすると厄介で

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(パワーワードや、いわゆる一貫性の単語について)

某おじさんや、某ライバーみたく気づけば大っぴらに使われなくなった
タイミングを見ると、大体オイタが過ぎて煙たがられるようになってから
と言う感じがします。

単語が生まれる事で必要以上にカテゴライズされてしまうし、
品のないエピソードで溢れればその単語自体に、
そのイメージがつくからあまりむやみやたらに使うものでもないと思ったりする。

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(正義乞食)
すべての人が常識に隷属し、悲愴や怒りからの衝動を押し殺せば世界はより良くなる
って言ってもそんなのあるわけないし、そんなのわかってんだろうけど、
なぜかそこに目がいかなくなってしまう事がある。

怒りのあまりにモノを壊すって行動が正しいか正しくないかはさておき、安易に禁止してお互いの首を絞めあうより、適度にそれを許容できる世界のほうが深呼吸がしやすいとは思う。

そもそもモノに当たる行為自体は費用対効果で見るとよくないのは、
冷静な時に考えれば当然ちゃ当然なんですが。

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(ないものねだりなのに得ると途端にねだらなくなる話について)

愛されてると実感する事はあまりない。
全く無いわけじゃないんだけど、
それによって自信を得たり、眠ってる何かが目覚めるとかはない。
それに対して特に不満もないし、人ってこういうものだよねって感じくらいです。

もちろん愛されれば嬉しいけど、でも自信や気づきは自分が持つモノで
愛されているから持つものじゃないと思う。
でも愛される事で立ってる人が居る事を知っているし、理解もある。
愛されているという事を知ってるだけでも素晴らしい

それも行き過ぎれば勝手に愛されていると思い自信を持つ妄信的な
いわゆるメンヘラって路線がある事も知っている

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ふぅ・・・・どれも中途半端で散文的。

見蕩れ萌えて

下の世代と明らかに思考が違うと感じた瞬間があって。

好意の表現について「推し」というものを聞く。

その推しを自分の中で咀嚼した時に、

自分の好意の対象は「推し」でないことに気づく。

 

好意を注ぐという意味では同じなんだけど

萌えや見蕩れであって推しではないな。って。

語源がアイドルという並列的な組織に対して、

並列から前に出すニュアンスを感じた時に人より前に出したいわけじゃないって繋がりました。

そもそも地下アイドル興味ないし。

 

我々の・・・というには主語が大きいですが、

推しというより、俺の嫁というほうが的確なのだ。

 

いわゆる独占欲。

そしてそれを許さない「いや俺の嫁」「ならば戦争だ」の流れ。

 

好意へのアプローチの方法が、排他的を装った共感からくる同志

はたまた共感から始まる同志という形

前者は実におたくらしい拗らせ方をしていて、

でもそれが愛おしいと思うのだ。

 

おたくと呼ばれる趣味が世間から見て否定的だった世代の特徴であって。

否定的な社会だからこそ、自分が好きなものに正直でありたい

マイノリティな同志の発掘。

突き詰めると、わかる人だけでそれを享楽できれば

十分っていう社会に対する踏み絵のような。

 

それを思えば、今はいい時代なのかもしれない。

そんな時代でも尚、陽キャ陰キャなんてカーストを作ったりして

人の考えることにきりはなし。

ひとり

我々は毎日の生活の中で色んな人と情報を共有しあう。

あれがいい、これがいい、それはよくない、あれはよくなかった

会社の人や友人や親、会ったこともないタイムラインの先や、はたまた掲示板や。

 

関心のある情報にアンテナを張る人にはセンスがいいと思い

不毛な争いや周回遅れの情報を追う人にはダサイとか思ったりして。

 

でも情報そのものは自身で網羅できないものや、実例検証の困難なもので

そもそも外部からのオブジェクトに過ぎない。

情報と言う広大な海に漂えば、いつの間にか自分が良いと思うものは

その波の中に埋もれてしまう。

結果的に自分を見失う。

 

自分が思う好きなもの、求めているものはその情報の中にない

だから時に自分と向き合う時間が必要なのだ。

 

ひとりは寂しいものだと喧騒は言うけれど。

寂しく思う事はあっても、それを解決する方法が人を誘うって方法じゃない人が一定数いる

寂しさに対して、それはすぐ埋めなきゃいけない問題と思ってないというか、

そういう時だからこそ自分と向き合う機会だと思ってる人もいる。

 

寂しさというものを空腹に置き換え直ちに食事をって見るか

満腹と置き換え時間が経って消化を待つと見るかみたいな

根本的に考え方が違っていたりする。

 

きっと旅に出るタイプは後者なんだろうなあと思いつつ

空腹であるなら共に食事を取ろうと声をかけるくらいの目があればいいのにと思う

 

date

今年のカレンダーはTOYOTIRESの空と道路なカレンダーです。
このカレンダーは抽選でしかあたらないというやつで、
企業イメージを重視したデザインとなっているわけです。

 

TOYO TIRES 2018 カレンダーキャンペーン|東洋ゴム工業株式会社

 

このカレンダーの空と道路な写真をHABUさんは
もうずっと昔からファンで、写真集とかちょこちょこ買っています。

 

学生、いや児童の頃からなんとなく空に抱いていた想いみたいなものを
的確に写真で表現していくのが好きでかれこれ幾星霜と言う流れです。

 

そんな彼のホームページ(2代目)にあるVOICEにはよく目を通し
事あるごとに金言にしたりなんてしてます。

habusora.com

 

その中でもVOICEの8番にある一部分には衝撃を受けたりして。

その物語の中でパッとしなかった人生を生きた主人公は、
パイロットになりたかったのになれなかった。
「俺だって、本当はもっと成功できたんだ」とうらぶれたバーで語るシーンがある。 

 

 腰が据わる日なんて果たして来るのか

アンカリング

今日の日記は思い切り自分語りです。

 

もうずいぶん前からですが自分語りという言葉自体が、
どこか卑俗の承認欲求みたいな揶揄されるイメージで
ポジティブなニュアンスを持たなくなってる気がします。

でも自身が持ち合わせる事って、それそのものが真似できないものなので
個人的にはもっといろんな人の自分語りが見たいものです。

 

「俺が怖いのは、ただお前らが人間だってことさ」って歌詞を理解し
それでも、その俺と関係を持つ人の、
その人だけが持ちうるストーリーは知りたい欲求です。


ってことで、そこそこ意味を持ってるタイトルの日記です。
乱数みたいなタイトルにも意味は入れてますが、
それは私だけがわかればいいみたいなものなのでご愛嬌ということで。

 


アンカリングって特定の感情や記憶を引き出す鍵みたいなものです。
成人になるまでの若年層の頃は図らずもこれが為されていました。

 

教育というカリキュラムがそれです。
13歳であれば中学1~2年であり入学の記憶があり
14歳なら中学2~3年の出来事に繋がっていて・・・
16歳なら高校1~2年なので入学という記憶はないはず。なぜなら入学は15歳からだから。(早生まれはしらないよ?)

そんな感じで年齢を鍵に、その時の記憶や感情が引き出される仕組みがありました。
んまー他にも誰かと交際したとか、転職したとかも鍵ではありますが。


なぜこんなことを書いてるかと言うと、
社会に出ると、年齢を鍵にしたアンカリングがされてない事に気付きました。
私においていえば22~28歳に体験した事について、
年齢を鍵にしても体験や記憶がないのです。

ついろぐ見ればわかるっちゃわかるんですが。

19歳と言えば社会に出て1年目で、9-24時なハードワークの記憶で
20歳と言えば仕事をやめてふらついて可能性を模索し
21歳と言えば結局また仕事について・・・
22歳と言えば・・・その仕事ついて2年目ってなにしたっけ
23歳と言えば・・・何があったっけ
24歳と言えば・・・どこかで何かをしたはずなんだけど
25歳と言えば・・・どんなことを楽しみ、どこへ行ったのかあれ・・・みたいな感じ続き
28歳と言えば・・・明確な記憶は転職をしてぐんにょりして

 

色々あって今に至るみたいな。
学年と年齢がリンクしてるから覚えやすかった頃と、
それを過ぎてからの無制限一本勝負の顛末があいまいな今と・・・。

 

でも毎年転職してたらそれもそれで地に足つかない生活になるし
毎年違う事を始めても、結局中途半端になりそうだし
その辺の塩梅は難しいよね。

 

年単位でアンカリングする必要ってあるの?っていうのは尤もだけど
やっぱりどこかしっくりこない。だって人生の序盤が年齢単位なんだもん。

今日はそういう事をぼんやり考えながら仕事をして
辿った結論は、その年齢の時ならではの
ユニークな感情や記憶を引き出せるような事をやってみようかって。
今あるものと適度に向き合い、新しい物にも手を出してみたりして。

 

新卒研修とかでこういうの触れてほしかったなあ。
ありとあらゆるモノに無数の失敗パターンがあるとはいえ
振り返った時に後悔しない生き方のエグザンプルが欲しかった

 

・・・電話の取次ぎや議事録はググれば出るから後々でもいいのに。

CROSS†CHANNEL 完了

去年の12月16日からCROSS†CHANNELをやって、
ひとまず最後まで終わり回収するもの全部回収し終わりました。
のんびりやって3か月です。

 

いつも通り散文的ですが、せめて分けて書きます。


・原版
・リアルタイムに触れて切り裂かれた者たち
・お話について
・感想について

 

  • 原版
    2003年に出たゲームは、そのままWindows 10で動きません。
    C:\Program Files 以外のフォルダに管理者権限でインストールし
    CDから実行する際も管理者権限で実行しないとゲームが進行しません
    ルート攻略やシナリオ解禁時にファイルが書き換わらないみたいで
    ルートが解禁されないという・・・。


  • リアルタイムに触れて切り裂かれた者たち

    まずこのゲームはR-18制限である。
    エロゲとは言われるが、実態はエロよりも
    暴力流血の香辛料が解禁されてるほうが大きい。
    寿司のワサビ有り抜きの差くらい。

    当時、年齢制限に抵触していたので購入できなかった。
    とはいえ気になる年ごろなので、やはり何らかで入手出来てしまう
    廃刊になったWindows100%のDISK-Bとかコンプティークの付録とかで
    年齢制限のあるゲームの体験版が遊べたりするという、アレは今でも残ってるのかな

     

    そんな感じで興味を持った少年らは何らかで入手して
    結果、彼らの心が切り裂かれているのを横目に見ていた。
    独特の言葉遣いになり、しばしば逸脱していた。

    なかなか効果的なダメージを与えているようなので
    いつかやろうとして気づけば10年以上経っていた、というわけだ。


  • お話について

    ゲームの性質上、非常にネタバレしやすいので、多くは語らないようにしたい。

    システムというか世界観、ゲームで言うならボードも良いけど
    システム方面の謎解きよりも、
    その上で繰り広げられる駒のやりとりが逸品でした。


    大体の人が何らか狂っていて、自己犠牲を問わない人や
    拒絶の裏返しが依存だったり、そういうものを抱えた人が
    愛する事が何なのか、信頼とは何なのか、傷つくことを選ぶか傷つけることを選ぶのかなど
    心の持ち方と触れ方に見どころありです。

    みきみきルートはシステムにも絡んでいて含めよかった。
    言及したいけどネタバレになるので・・・・。

    当時の作品によくある多少の含みを持ちつつ、
    全ては言及しない終わり方なので、そこは好きなら。

    ギャグや下ネタは多ければ多い方がいい方なので私にはマッチしました。
    パスタに際限なくチーズぶっかけたり
    食べ物にパクチー無限にぶち込んだり
    ラーメンにニンニク入れまくったり、あれと同じようなもんです。

     

  • 感想について

    Twitterに真っ先に書いた「あの当時触れていなくて本当によかった。」です。
    ちょっと狂ったキャラと、存分に狂った主人公というのは
    性的描写・暴力描写よりも未成年にとって危険なので、
    あの時あれだけ邪魔だと思っていた年齢制限に助けられました。

    それでなくたって中二病なんて、心の第二次性徴なわけで
    全能感と無力感が共存し非常に不安定なわけで、
    そんな時に触れたらどうなるかは明白です。

    些細な事で選ばれた特別な存在と感じたり
    カリキュラムの外で得た知識を持って
    自分は周囲の人を超えたと勘違いしたり厄介なのです。

    そもそもその年齢でそれを手にすること自体が逸脱しているので猶更。
    ましてやゲームの性質上、ちょっと捻っているので
    簡単に衒学者になったりする未来もあったでしょう。

    でもそこは30歳にもなってしまえば、楽しくプレーもできて、
    程よく余韻に浸ってます。
    実に素敵な夏の出来事。良き夏のお話。
    普通や青春、そんなお話。
    ネタバレはないはず。