BlackIceCoffeePhenomenon

溶け出す氷によって味が薄くなると併せ、味覚が苦味に慣れていくことで、加速度的に味覚への刺激が減衰する現象に関するブログです。

PX-W3U4でTVTestの再構築

このブログは個人用メモなので人によっては参考になる部分もあるかもしれないですが、あまり信用のできるものではありません。

 

TV録画サーバーを立てようとすると、毎回お世話になるのがTVTestやSpinel3やEpgCas_Bonだったりするんだけど、諸般の事情で再構築が必要になると見事に記憶からは飛んでいて面倒なのである。

しかもその当時参考にした文献が現在も残っているとは限らないし、バージョンが更新されてれば手順も変わっていたりもするわけで、再構築はいつも難しいものです。

ちょうど時間ががっつり取れたので再構築したのでメモです。

ほとんどの情報はここからいただきました。
この記事でわからない事があれば大抵ここにあるかと思います。

warasuke.blog.jp

 

 

■今回の環境

PlexのPX-W3U4を使用。B-CASカードとかは準備済み。

過去に構築済みであるが、日本語入力ができなくなったりタスクスケジューラが動かなくなったりWindows10の挙動が使用に耐えられなくなったため回復を実施

 

クリーンインストールは本当にまっさらになってしまうし
修復の場合、本当に治したい部分が治っていなかったりする事が多い。
回復ではWindowsのみの修復を行うため、個人用データは残るクリーンインストールみたいな感じになる。
ドライバやいくつかのアプリは失われるが、体感としては一番いい感じの復旧方法にも思えた。

ということで再構築手順。

 

■下準備

 ・BIOSからセキュアブートを切る。
  信頼されたドライバを使ってWindows起動する機能だけど邪魔なので

 

■手順

 ◇ドライバー
  pxw3u4_BDA_ver1x64
  Ver1.2は評価が良くないためVer1にする

 ◇RegisterFilters

◇TVTest_0.7.23
  32bit版。これに続々と展開していく
  パッチ当てておくと良し

 ◇BDAドライバー
  https://github.com/radi-sh/BonDriver_BDA/releases
  x86のBonDriver_BDA.dllを使用する

  https://github.com/radi-sh/BDASpecial-IT35/releases
  上のBDAファイルとBonDriver_PX_x3U4_T.iniを組み合わせる

  内蔵カードリーダーを使用する場合、BonDriver_PX_W3U4_T1.scardを入れる

 

■Spinel3

 これがリリースされた直後ではPX-W3U3はあったがPX-W3U4がなく、 それに対応したデータが存在しないため、自作する必要がある。 ほぼ全てW3U3をコピーしW3U4にリネームするだけでいける。
 BonDriver配下にTVTestで成功したBonDriverを入れる
 BonDriverMapping.jsonを追記
 DeviceDefinitionsのPLEX.xmlを追記

 BonDriver_SpinelをTVTestにいれてTunerPathを変える
 B25Decoder.dllとWinSCard.dllをSpinelに入れる

 

■EpgDataCap_Bon
 BonDriverにSpinel成功したDriverを入れる
 起動したらチャンネルスキャンを実施する
 TVTestの参照するEpgDataをSetting\EpgDataに変更する
 スキャンが終わったら閉じて開きなおして録画保存先を変えたりする。
 録画の保存場所を設定する

 

■EpgTimer.exe

 録画先フォルダや、番組表で必要なチャンネルを選定する。おわり