BlackIceCoffeePhenomenon

溶け出す氷によって味が薄くなると併せ、味覚が苦味に慣れていくことで、加速度的に味覚への刺激が減衰する現象に関するブログです。

自然気胸 1

忘れもしません。
20代の締めを飾るグランドフィナーレは救急搬送でした。

10代の締めも失恋で自暴自棄になっていたような・・・

終わり方が毎回悪い。

入院中や退院後にも
ちょこちょこ気胸になった人のブログを見て
これからこういう目に合うとか、あぁあれはつらかったとか
色々思うところがあって
私のログが次の誰かの支えなり礎となるならば・・・・と筆を執りました。

というか、ブログを始めた理由はそれです。

 

でも書き始めて思ったのです。
伝えられるような文章は書けないので、備忘録にしてしまおうとw

 

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あれこれが起こるまで。

 

2017年3月23日、7時起床直後から肩甲骨にものすごい痛みを感じる。
デスクワークでよくあるのでサロンパス貼って出撃する。

8時半職場の最寄り駅につく。とにかく肩甲骨が痛い。

9時始業、だんだん胸のあたりが痛くなってきました。

9時半、左胸が特に痛くなり背中に貼ったサロンパスがビリビリ痺れる様になりました。
明らかにまずいです。午後は半休とって病院行こうと思いました。

10時、胸の痛みと併せて咳が止まらなくなる。これは直ちに案件なので早退しました。

ほどなく職場のビルを出ると息が上がってまったく歩けない事に気づき
もしかしてこれって死ぬパターン入ったかなーとか思いつつタクシー電話しました。

タクシー来て、「救急ですか?」と聞かれてあまりに辛いので救急ですと言い
近場の内科に搬送されました。

 

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起きたものが何なのかわかるまで

 

病院にいくなり、どうしました?と聞かれ「胸が痛い」と答えました。

病院でよくある、軽症重症問わず超待たされるのを覚悟してましたが
割り込みで超特急で診察や心電図、レントゲン撮影が進みました。

救急扱いだと割と優先的に対応してくれるみたいです。

そしてレントゲンみた女医(年配)から
「左の肺、つぶれてますね。気胸ですね。
ここでは治療できないので紹介状書きますね。そこの担架に横になっててください」

・・・寝るとむちゃくちゃ痛い。

座ってていいですか?と聞き座っていたら救急車のサイレンが聞こえてくる

「今日が厄日の人っているだねー、こんな時期に運ばれる人も大変だねー」
って思ってたらその救急車のお迎え対象は私でした。

救急車に入るなり
「名前は何ですか?誕生日はいつですか?」など本人確認(意識レベルを含む)があり
電話で会社と実家に、肺に穴が開いて入院手術が必要なので電話しました。電話をしました。

 

 

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稼働率が100%でなくなる時

 

大きな病院の処置室に運ばれることになりました。
歩行不可です、激痛です。
すぐに右腕に血圧計、全身に心電図、
右指に血中酸素濃度を測る機器を取り付けられる。
3分置きくらいに血圧計が腕を締め、一定時間置きに
ポーリングされ死活監視されるサーバーの気分を味わってました。

 

その時点のステータスとしては、胸痛の原因が気胸であることを特定することで
特定に必要なCTスキャンの順番待ちでした。
特定できない事には処置できない。が起き上がれないくらいに痛い
いつまで経っても順番が来ない。
全身に寒気がする。

 

処置にあたっての同意書の記入を求められ、名前書くだけなのですが
名前の漢字が思い出せない。
寒気に合わせて、立ちくらみみたいに視界がブラックアウトして
全身から汗が噴き出るようになって意識が何度も飛んでました。

意識が飛ぶたびに名前を呼ばれ返事をすると
「バイタル回復しました」ってやり取りを聞いてるうちにCTスキャンして
特定できたので処置開始。

 

局所麻酔したあと、肺と肋骨の間の空気を抜くための穴を空け
そこでやっと胸痛がおさまりました。とはいえ肺はつぶれたまま。
肺を膨らませるために、開けた穴から吸引するのですが地獄パート1でした。
多少せき込むので辛かったら一声くださいーって言ってました。

 

喉とか気管支とかって異常があると吐き出そうとする。いわゆる咽るってやつ。
今回の処置は吸引するなので、吐こうとしても吐けない。
言葉も出ない喉はふさがったままでごぇぇぇってなって処置は終わりです。

 

ライフログがある手前必要もないのですが、書ききれてないものを補完するいということで。

やややななん(@yananan_)/2017年03月23日 - Twilog