フルタイムで働いてれば大体休みの日はいい日だし
祝日とかもいい日だし、年末年始やお盆とかも
やりたい事がうまくできればいい日だね。
・・・それとは別で、自分だけの記念日とかはありますか?
誰かのためではなく。
自分の人生に大きな影響を与える決断をした日。
成功に結び付くきっかけになった日であったり
足を踏み外し後悔の始まりとなる日であったり
ずっと悩んだ果てにそれを選んだ日であったり
そもそも無意識のうちに下された日であったり
私にとっての記念日は8月11日なので、もうそろそろです。
「眠りの日」と呼んでます。というか今年から呼び始めました
間違いなく狂人だった頃の私が狂いまくった果てに眠りに落ちた日
起きてからは先はずっと夢の中のような日が続いてるようなくらい
計らずも、勢い任せの行動の果てに決断されてしまった日である。
・・・というと響きは良いのですが、やってる事は
高校生だった頃、ラグナロクオンラインのオフで
早朝5時に大分を出て、翌朝9時に神戸に着いて
そのまま電車で大阪に行き、徹カラした後
そのまま京都に遊びに行って神戸に戻って寝たのが8月11日です。
8月9日:早朝に大分を出て日付が変わる頃に広島と岡山の県境にいる。
8月10日:朝に神戸に着き、大阪に行き徹カラする。
8月11日:日中は京都で遊び、神戸に戻り22時に寝る
8月12日:22時くらいに目が覚める
8月9日5時から8月11日22時まで65時間起きてた事にちなみます。
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バイトも勝手に休んでクビになって、
その後は就活が始まって・・・だけど
高校生だからこそできた無茶でもあるし、
それ以降にやった無茶みたいなのは星の王子さまカレー並みの甘口で
狂人のような私は終わってしまったのです。
という流れがあって眠りの日です。
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果てしなく眠りたいと思う時や、
日ごろの予算からかけ離れた金額の食べ物を口に入れたりとか
肉欲に駆られてガラにもない衝動に身を任せたり
三大欲求を突き詰めると、人は狂っているのが当たり前なんじゃないかと思ったりする。
何しようぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂え
500年前の歌謡集にある狂歌です。
眠って起きてからは、それなりに他人に遠慮したり、
社会人としての常識のような何かを纏ったりしてきたけど
狂気は置き去りにするべきではなかったのかもしれないと振り返るものです。
そうやって、もっともらしいパーソナリティの皮をいくつも
被って人は生きていく事で、それがお金になり
出会いになり、交友へと繋がっていくわけだけど。
でも、もっともらしいその玉ねぎの皮のようなモノを
剥いていった果てに核となる狂気がそこにあるか、気になるけど
本当に玉ねぎみたいに全てを剥いた果てに何もなくなったとしたら
怖いもの見たさで無暗に剥くべきではないのかもしれない。
おそらく、その核心には狂気が未だ眠っていて
いつか起きる日が来るかもと信じて
それを見せずに喧噪に溶け込んでゆく。
そんな事を振り返る日が8月11日です。