BlackIceCoffeePhenomenon

溶け出す氷によって味が薄くなると併せ、味覚が苦味に慣れていくことで、加速度的に味覚への刺激が減衰する現象に関するブログです。

未完の積読

最近は5連勤済ましたら2連休が貰える、というくらいの解像度しかないような生活を続けている。
新婚生活というものを楽しんでるのもあるけど、逆にそれ以外で何もできてないのが厄介だ。攻めるようなツーリングも、今期のアニメも、VRChatも、新しい趣味もないので、ここらで依存する相手を増やすか同じ趣味に依存するような何かを始めたい。

時に工場の情報システムの仕事は中々退屈なので、そういえばそんなことあったなーという事が多い。2004年にできたExcel VBAのマクロの保守や、Microsoft Edgeが余計なポップアップ出すせいで「これどうしたらいいですか?」って電話がかかってきたりするような、そんな日々。
図らずも無双できるこの場所でのITエンジニアの存在は、着物の着付けをするおばあちゃんや、十数人を相手にする会食で煮物を作る職員のような、その自身は特段技術と思ってないものでも、お金を出して解決する価値のある存在と同列に扱われる。

 

生活環境の変化に順応できるかという点を無視して言えば、学生終えたら首都圏の仕事を転々としてスキルや箔をつけ、揃った手札と箔をかざして地元で無双するのが正解な気もしてきた。
ちなみに地方で給料は下がるので、お金だけに正義を見出すなら地元は諦めたほうがいいだろう。
川崎駅前のスーパーだろうが、限界集落から車で5分行った終わりつつある街のスーパーだろうと値段はそう変わらない。どっちも小松菜は100~130円だし、玉ねぎは3個入りで200~300円で変わらん。田舎の方が安いとするなら道の駅で出てる規格外くらいだろうか。

未完の積読

インターネットに触れる前は、コミックやアニメや絵本とかそういうモノに触れて育ってきた世代だ。生まれながらにしてyoutubeがあるほど若くはない。

インターネットは概ね余暇に該当するので大真面目に起承転結までたどり着くコンテンツはそう作られないと思っている。ある日から更新が途絶えたブログや、投げっぱなしの小説といった結がないものか、結末を明示しないままサ終したMMORPGみたいな大人の事情で雑に結するものもある。

そういうコンテンツばかり見てくると慣れてくるので、2期の雰囲気を匂わせながら、とりあえず終わらせる13話とかも慣れてきた。

 

気まぐれ始められて気まぐれでやめられる。
Twitterをやめるときが来るとしたら、そのきっかけは何だろうなぁとぼんやり思った。
Tumblrは数年やったが突如やらなくなった。きっかけはわからない。

ただ明示的に結をつくらないまま放置される。私のものも、誰かのものも。

オンラインゲームの下方修正みたいな、そのきっかけが原因で破滅する方の再現性はかなり取れているが、逆にそのきっかけが原因で成功するという再現性は無さすぎる

 

人の一生も多分そんな感じ。今のこの境遇に再現性がない。