実際の所、お盆の過ごし方というものについて、パラダイムシフトと呼べるかどうかは怪しいが、少なくとも2回は変化を起こしている。
一つは2011年から始まった節電の世界である。ちょうどこのタイミングで二輪の免許を手にすることになり、それまでは都内で開催される某大型イベントとかに参加してた所から身を引き、キャンプツーリングへと舵を切り始めた世界線だ。
単純に言えばそのイベントに対して目が肥えたというか、ある程度やりたいものや叶えたい事を終えて惰性で行くことが多かった。三日目が三日に分散していつでもついったーとかに書き込める時点で、戦場なんて表現は不適切でいい所運動会というのが所感である。
みんなで頑張ろうねそのために●●して・・・程度で充分だ。
次の世界線はコロナ禍によるアウトドアへの制限である。
キャンプブームも相まって面白いくらいキャンプに行かなくなってしまった。
週末やることない時に、なんとなくキャンプ装備積んでキャンプ場にいって、おもむろに設営してスーパーで安い肉買って焼いて食って酒飲んで寝るだけが楽しいのに、3週間前から予約の電話したり設営時点で隣人ガチャが発生したりで、なかなか面倒なことになってしまった。
雨が降ってしまうと本当に気が滅入るのだ。だけどそれを共にする友人がいると不思議とそのスキルも身につくもので、今となっては必要な機会だったかなと思う。今の所全然使えてないが。
そして今、
この時期の具体的な恒例はなくなっている。この連休を利用して何か・・・といったことはなく宙ぶらりんで生きているというのが正しい。
実家がすぐそばにあるんだから墓参りに行くのが多分大正解なんだけど、あまり気が乗らない。
1日くらいはやってあげてもいいかもしれない。