BlackIceCoffeePhenomenon

溶け出す氷によって味が薄くなると併せ、味覚が苦味に慣れていくことで、加速度的に味覚への刺激が減衰する現象に関するブログです。

就職して1カ月が経過しました。

通信屋さんのなんちゃってクラウド開発の仕事を始めて1カ月になりました。

いわゆるグループ企業的な所で人数もそこまで多くない会社なので、所掌する範囲がかなり広く、単純にこれまでの知識だけでは太刀打ちできない所に、まだ興味や学習の余地がある感じです。

IT系というとパソコンに向かい黙々とキーボードを打ち込むようなイメージがあるかもしれませんが実際の所それは半分くらいで、あとの半分は打ち合わせやレビューといったコミュニケーションが多く、そこそこなりのコミュニケーション能力が必要になります。

しかもそのコミュ力というのは、うぇーい!的な路線と言うより、
伝えたい事が正しく伝えられ、正しく受け取られているか、という
プロトコルのようなものなので、この仕事を続けたからと言って
うぇーい!な感じにはなれません。

昨今の事情からリモートワークはご多分に漏れず導入されてますが、これらは
2010年の頃みたいなTwitterによるマーケティングの開拓や
自社の技術ブログを公開するとか、
LINEで連絡とり合うとか
そういうものの延長線に過ぎず、変化に適用できない会社は取り残されていきます。

そして10年もすると技術革新が進み、
自社のファイルサーバーで完結してたものが、Googleドライブにコピーされたり、SVNで管理されてたドキュメントも、バージョンめちゃくちゃでアップされたりして、情報の沼にハマってまぁ大変。

 

技術の文書化、文書の一元管理、文書の世代管理は大事な事です。

今の会社にはそれがないため、属人化していて誰かに聞く事になってます。

そうして知識を蓄えていくと、全員がプロフェッショナルな現場が出来上がります。

頼む、文書化してくれ!全員が戦士のPTで行けるダンジョンは限られるぞ!

ドキュメントでいつでも見られるようにして戦士としての記憶のテーブルを空ければ、もっといろんな分野を知れるはずで、そうしてできたウィザードやヒーラーのいるPTを作ろうよ。

 

そんな事を切に願う職場です。
まだつらくはない。 というかつらい、つらくないは個人の感じ方なので、
つらくないと思っていれば大丈夫です。

そして来週もいろんな人に聞いて回るんだろうなあ。
実にコミュニケーションの多い業界だ。