2020年の秋アニメをようやく全部見終わりました。
最後に見た作品は、神様になった日です。
今や見る影もなくなってしまったけど、鍵っ子だったので期待してたし、その期待は裏切られることなく、大変満足のいくものでした。
Charlotteの時もそうだったけど12話と言わず24話、36話くらいかけて日常パートがもっと欲しかったくらい、日常でバカしてるパート見たかったなーって。
ちなみに恒例、後半の展開が早すぎるやつは個人的には好きだと思ってて、というのも前半に時間をかける方が没入感が上がるよねってのがある。
古のギャルゲーとかがそうなんだけど、ギャルゲーにおいてその主人公と、操作するプレーヤーとの間に齟齬が生じるという事態は致命的で齟齬が埋まらないまま進行したとして、どんなにすばらしいエンディングを用意してもカタルシスは得られないと思うのです。
だから序盤の日常パートとは、この間の距離を測り馬鹿げた日常の進行とともに、その距離を次第に詰めていくことにある。そしてそれまで当たり前だった世界が崩壊した時に、かつてあった「幸せな日常」を追い求め奔走していく事で、さらにその距離は縮まり、クライマックスでゼロにすることでプレーヤーを完全に物語に没入させシナリオが与えうる最大限の感動を与える事が、ギャルゲーにおける悲願だと思う。
よし!なんかそれっぽい怪文章できた!
ちなみに上のテーマみたいなものは、その手のプレーヤーもおおよそ理解しているので、私もある程度背景がわかってる以上、慣れたものだし安心して身をゆだねる事ができました。
そうして気づけば1月も30%が過ぎて、来る冬アニメに追い付かなければならないのです。