BlackIceCoffeePhenomenon

溶け出す氷によって味が薄くなると併せ、味覚が苦味に慣れていくことで、加速度的に味覚への刺激が減衰する現象に関するブログです。

寿命半分でいいから老いるスピードを遅くしてほしい

大体ここに書いてる事のほとんどは書き捨ててるので、振り返る事なんてそうないんだけど、今日は気分が乗ったのでちょっと過去の記事とかを読んでみた。 今年はいい感じに病んでたので予想通りだ。 

仕事を辞めたり新しい職場になじめないみたいな、生活の一部に支障をきたしている時にしか見えないものは確かにあって、その辺に気づく事ができた一年だったとも言える。

何もせずに過ごした時間、何を産むこともなければ、何かを成し遂げる事もなく、ただ一日ぼんやりと部屋にいるだけの時間ってのを享受して、そのぼんやりとした時間の中で普段考えたりしない領域に思いを巡らせることができた。

 

 

あと今年の収穫があるとすれば、ラジオを聴く機会が増えた事だろうか。

小学生のころからラジオを聞き始め、中学になる頃には生活の一部になっていたから、そこに先祖返りするのはある意味、必然だったかもしれない。 高校の頃はその時間がネットゲームに取って代わられたんだけどね。

ラジオというのは良いものだ。

 

テレビと違い多少のアドリブであったり、生放送だからあるちょっとした事故とか不完全であるが故の良さがあるし、不完全だからそこ時々生まれるミラクルヒットが凄く良い。 

多少の事故によって本来伝えるべきものが伝わらなかったり、誤った形で伝わる事は番組にとっても聴取者にとってもマイナスなんだけど、それを許容する文化、あわよくば笑いにするくらいの大らかさで居心地が凄く良いのだ。

 

ミスや不具合や故障は減らすことはできても避けられない。

だからこそ許容していきたいよね。