BlackIceCoffeePhenomenon

溶け出す氷によって味が薄くなると併せ、味覚が苦味に慣れていくことで、加速度的に味覚への刺激が減衰する現象に関するブログです。

社会復帰から2週間経ちました

まだ10営業日弱なので、全然ではあるんですが、とりあえず目先の仕事は難なくこなしている感じです。

業界の違いであったり、売り上げの主力となる業種がこれまでと違うので、ギャップが生まれる所はそこくらいでしょうか。後はよくある中小企業ならではの距離感とかそんな感じです。
具体的には製品検証や、マニュアル整備とか割と雑用感ある仕事をしてます。
難易度は低~中くらいのやつで、文字通りなんでもIT屋さんです。

 

バチバチの設計をしたり、強い意思決定をしたりするような裁量はまだないので、かなり退屈というかつまらない所はあるんだけど、これくらいでいいと思うようにしてます。

これまで働いてきた所は大体どこでも、勤勉な駒(ロール)を演じてきて、できる事はやりできない事は寝技でちょっと無理っぽいですみたいな事をして、それが給料や昇給、キャリア形成に繋がればみたいな事を思っては、仕事が物足りないか、正当に評価を受けてないと感じたりとか、嫌気がさしたりとかでころころと仕事を変えたり現場を変えたりすることがあった。

意識を高く持つことは求められやすいものなので、あっさり応えやすくもあるんだけど、仕事というものに希望を持ちすぎていたのかもしれないと思った。

 

日々、淡々とこなしていく感じの、小学校や中学校に登校するあの感じくらいがいいのかもと思った。

流儀みたいなたいそうなものはないけど、この場所よりもっといい場所があるはずと思うと、途端に日々の往復がつらくなるので、流儀も何も通うくらいがいいのかもしれないと。

まだしばらくはかつての生業のような仕事とは程遠く、業務委託に丸投げしてたような仕事に不満を持つかもしれないけど、まぁそんなものだと心を落ち着かせるところから始めようと思う。 およそ遣り甲斐であるとか、楽しさであるとかそういうのを一旦おいて向き合うという感じなのかな。

 

メリハリがある仕事は十二分にしてきたので、今度は穏やかな波の上でぼーっと釣り糸を垂らす感じで行こう。

いつも前に進み続ける必要はなく、雨が降れば雨宿りでやり過ごしたり、トンネル掘るとか、わざわざ濡れ鼠を選ぶ必要はない事を肝に銘じるのだ