BlackIceCoffeePhenomenon

溶け出す氷によって味が薄くなると併せ、味覚が苦味に慣れていくことで、加速度的に味覚への刺激が減衰する現象に関するブログです。

近未来がテーマのものは、そろそろ今くらい

昔楽しんだゲームや漫画における近未来って2010年か2020年くらいで、なんかやたら雰囲気を持ってたのが2023年だった。食糧問題を解決するために造り上げられた人口生命体は2012年くらいに爆発的に増殖し人を襲うようになったし、なんなら10年前にそんなこともあったなあなんて。

実際2023年始まってみると、相当に退屈だ。 まだ2日で判断するなよって言われりゃそうなんだが、レーザーが出るピストルは持っていないし、サイバーなんとかみたいな色合いをしたギアはゲーミングなんとかとか言われている。

ただ物語の導入として便利な争いは2022年にすでにある。それもかなり望ましい最低な形で投入されて、人工知能がどうとかこうとかかなり近未来の下地はできている。

 

ITのエンジニアの人は知っているかもしれないけど、およそクラウドと呼ばれるものやAIとかコンテナとか呼ばれるものは、すべては接続された物理機器の上でしか成り立たないものである。 厳重なセキュリティの先にある、寒い部屋に所せましと並べられたラックに差し込まれている高価な筐体。 24時間365日を10秒おきに監視される機器たちが接続されたら世界は広がる。

 

世間がメタバースであったりシンギュラリティという単語とダンスしてる裏方にいる、サーバーを用意してる黒子役の私は、世間を笑ったりしないことを2023年の目標の1つとしましょう。

 

だけど浮かれられない夢のない世界をずっと過ごしていくのはしんどい。

2002年の頃から続く今
2006年くらいの頃から続く今
2009年の頃から続く今
2014年ごろから今にいたる時間
2017年から今に至る時間
2020年から今日までの時間

これらの全ては地続きで歩いてきたもので、振り返れば刺激的なものもあるが、大半は自宅と会社の往復と睡眠とインターネットで占められていて退屈という言葉が適切だ。 ときより湧きたつ興味が退屈に勝てるように種を蒔き続けていこう。

 

今は狂気と、それを行使する力が欲しい。